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2017.06.07更新

今回は、歯を失う原因についてお話します。歯が抜けてしまうのは年齢のせいで、髪の毛が少なくなるのと同じだろう…、そう思っている方が少なくありません。

しかしそれは違います。歯は虫歯や歯周病という歯の病気で抜けてしまうのです。逆に言うと、虫歯や歯周病にかからなければ、いくら年齢を重ねても歯はなくならないのです。

虫歯は歯が痛んだり穴が開いたりと、自分でも気づける病気ですが、歯周病は見た目では分かりにくく、痛みもほとんど感じることなく進行します。

歯の周りに付いた歯垢は、時間が経つと硬くなり歯石になり歯ブラシではとれません。歯石が、歯と歯茎の間に溜まっていくと、歯周ポケットを作りどんどん中に侵入していきます。これが進行すると歯を支えている歯槽骨を溶かし、歯は揺れ始め最後には抜けてしまいます。

歯周病は、重度に進行するまで痛みを感じないので、自分で異常を感じていなくても定期的に歯周病検査を受けるべきです。歯周病は、糖尿病や心臓病など循環器系の疾患、また低体重児出産にも関連があることが分かってきています。

インプラント治療に伴う歯周病検査なら、大阪府堺市の当院へお越しください。患者様と一緒に歯を失う原因について考えてまいります。

投稿者: ナカイデンタルクリック