スタッフブログ

2017.06.28更新

日々、新たな歯科技術が開発されている現代ですが、いまだ自然の歯に勝るものは開発されていません。このため、歯科治療の理想は「生まれ持った天然の歯をできる限り長持ちさせること」であると言えます。

当院では、医師やスタッフの持ちうる技術とノウハウを、患者様の歯をできるかぎり残すために最大限に活用しております。プロであれば結果を出して当然ですが、常に新しい技術や情報に触れ、実績に基づいた治療を提供しております。

例えば、マイクロスコープなどの最新機器を使った根管治療をはじめ、高い技術力を必要とするインプラントの難症例なども手掛けております。また歯周病は心臓疾患や糖尿病などの疾患にも関係があると考えられているため、歯だけの問題ではなく患者様の全身の健康を守るためにも、なるべく早く最適な治療をおすすめします。

最適である治療が、保険適応の範囲外であることも多々あります。しかし、自然の歯を残すために長い目で考えると、一概にコストパフォーマンスが悪いとも言えません。また最適な治療を行ったとしても、自然の歯を残せない場合は、インプラントや義歯・ブリッジといった方法を選択することになります。

失われた歯の代替として、インプラントは高い機能性と審美性を持っていますが、安易なインプラント治療をおすすめすることはなく、患者様とじっくり話し合うことも大切にしております。

インプラント治療も含め、患者様の現状に最適な治療を高い技術力を持って提供いたしますので、大阪府堺市の当院へご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.21更新

今回は、インプラント治療における麻酔についてお話します。

インプラント治療は外科手術でもあるため、虫歯などの歯科治療と比べると時間が掛かってしまいます。また、口内にメスが入るため、緊張されたり不安に思われたりする方もいらっしゃるでしょう。

当院では手術に万全を期すため、大阪歯科大学から専門の麻酔医を招き手術に当たっています。手術の麻酔は静脈内鎮静法という方法を採用しております。これは全身麻酔ほど強力なものではなく、点滴によって意識を深くリラックスした状態に導くものです。ほかの医療や手術などにおいても広く使われている方法で、術中は麻酔医が患者様の全身管理を行い、リスクのないよう努めております。

インプラントを挿入する本数が少ない場合は、静脈内鎮静法ではなく、一般歯科治療と同じ局所麻酔を行う場合もあります。いずれも術中の痛みを感じないように配慮しております。このように、専門の麻酔を含めた経験豊富なインプラントオペチームがより安心で安全性の高い手術を行っております。

大阪府堺市の当院では、このように麻酔の危険性を減らし、より精度の高い手術を提供しています。インプラント治療に関することはお気軽にご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.14更新

顎に全く骨がなくなってしまった状態を、無歯顎と言います。当院では無歯顎の患者様に対しても、症状や予算によってお一人ひとりにふさわしいインプラント治療を提案致します。

これまで無歯顎治療の場合、8~10本のインプラントを埋め込み、12~14本の歯を支える方法が主流でしたが、少し前から4本のインプラントを埋入するだけで、12本の歯を支える治療法が日本でも普及してきました。

これは、ポルトガルのドクターマロによって世界に紹介された方法なのですが、治療費が抑えられるというメリットと、比較的お手入れもしやすいという利点があり患者様にも好評です。 

上顎の骨はとても薄いため、そのままではインプラント治療ができないケースは少なくありません。そういう場合には、サイナスリフトという骨を増やす特殊な治療を行い、安全性や成功率を高める工夫をしております。

無歯顎だけではなく、インプラント全般に言えることですが、インプラントを長持ちさせるためには、治療後のメンテナンスやケアがとても大切です。家庭内でのケアはもちろん、定期的な検診も受けていくべきです。

当院では、スタッフ一同が患者様に寄り添い、より精度の高い長持ちするインプラント治療を目指します。無歯顎を含め、インプラント治療なら大阪府堺市の当院へご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.07更新

今回は、歯を失う原因についてお話します。歯が抜けてしまうのは年齢のせいで、髪の毛が少なくなるのと同じだろう…、そう思っている方が少なくありません。

しかしそれは違います。歯は虫歯や歯周病という歯の病気で抜けてしまうのです。逆に言うと、虫歯や歯周病にかからなければ、いくら年齢を重ねても歯はなくならないのです。

虫歯は歯が痛んだり穴が開いたりと、自分でも気づける病気ですが、歯周病は見た目では分かりにくく、痛みもほとんど感じることなく進行します。

歯の周りに付いた歯垢は、時間が経つと硬くなり歯石になり歯ブラシではとれません。歯石が、歯と歯茎の間に溜まっていくと、歯周ポケットを作りどんどん中に侵入していきます。これが進行すると歯を支えている歯槽骨を溶かし、歯は揺れ始め最後には抜けてしまいます。

歯周病は、重度に進行するまで痛みを感じないので、自分で異常を感じていなくても定期的に歯周病検査を受けるべきです。歯周病は、糖尿病や心臓病など循環器系の疾患、また低体重児出産にも関連があることが分かってきています。

インプラント治療に伴う歯周病検査なら、大阪府堺市の当院へお越しください。患者様と一緒に歯を失う原因について考えてまいります。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.03更新

今回は、当院が扱っているもう一つのインプラントについてご紹介します。当院では、世界各国で広く用いられているスウェーデン産のインプラントシステムを用いる一方、「AQBインプラント」も採用しています。

「AQBインプラント」は日本生まれのインプラントで、非常にシンプルで複雑な技工が不要なため、比較的安価に治療を提供できるのが最大のメリットです。

これまで、歯を失ってどうしても噛めない、しかしインプラントは高価で治療に踏み切れない、などという相談を数多く受けてきました。どうにかして低価格でインプラント治療を受けていただけないか、患者さんを救えないかと考えた結果、当院では2008年からこのAQBインプラントを採用致しました。

これは、骨に埋める部分と土台が一体型のインプラントで、必要な深さまで骨の中に入れて突き出た部分にクラウンを被せるものです。とてもシンプルな構造のため融通は効きにくく、歯の角度や高さに制限がある場合や骨が痩せている場合は使用できません。審美性の問題もあり前歯の治療にも不向きです。

当院では、数種類のインプラントシステムをご用意し、患者様の歯の状態やご予算に合うプランを提案致します。これまで予算面でインプラント治療をあきらめていた方も、大阪府堺市の当院までご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック